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ISO本部 スイス・ジュネーブ便り 現在スイスのISO本部に出向中の千葉祐介が、仕事や生活など“ジュネーブの今”をお届けする連載コラムです。

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第8回 やっぱりこのネタ 1

今回は、英語と日本語の話であるが、筆者個人の考えであるので、賛否はあると思うがご容赦いただきたい。

国際標準に関わる多くの日本人の方々にとっても、やはり言葉の壁は多少なりとも大きいのではないだろうか。ネイティブと同じくらいの英語力がある人にとっては全く問題ない話題であろうが、やはり島国日本で生まれ育った日本人には、英語の壁は大きいはず。筆者も海外出張の経験はあるものの、ISOで働く以前は海外で生活した経験はなく、やはり言葉の壁の大きさを感じないわけにはいかない。

今までの経験も踏まえて、思ったことを一言で言えば、とにかく日本人は「大げさ」な感じで英語を話す必要があるということである。英語でよく聞く表現として、“lip-movement”を意識して大きくしてみてはどうかと思う。

ISO中央事務局で働く人の多くは英語が母語ではないが、ほとんどの人が英語を話す(フランス語だけで働く人も若干いるが……)。そして、ほとんどの人の(体のジェスチャーもしかりであるが)唇の動きがかなり大きい。
ネイティブを相手に話をすると、なぜか多くの人が筆者の英語を聞いて“しかめっ面”をしているのを頻繁に見かける。どうも気分の悪い話で、あるとき率直に聞いてみたが、あまり口を開けて発音しないことが原因のようである。

日本語というのは、明らかに唇の動きが小さいが、一方で、人によって差はあるものの、ネイティブが話しているのを見ると、唇の動きが非常に大きい(機会があればBBCなどのレポーターの唇の動きを見てほしい)。この違いが実に大きいようである。もちろん、それだけの違いではなく単純に英語力不足もあるのであるが(それが一番の原因であろう)。

とはいえ、唇の動きだけでなく、舌や喉の使い方なども考慮しなければ、きちんと伝わらないであろう。そもそも言葉の構造(単語の構成から文法まで)が全く違う言語なので、やはり多くの日本人にとってハードルは高いであろう。ましていわんやフランス語など……、赴任直後に始めたフランス語の勉強はとん挫した(諦めた)まま、いまだ再開できていない。

筆者:千葉祐介
2014年11月から1年半の予定で、スイスのジュネーブにあるISO中央事務局に出向。
現在の役職(担当):
Technical Program Manager
趣味:テニス、旅行、温泉
特技:テニス、スキー

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