HOME > ISO本部/スイス・ジュネーブ便り

ISO本部 スイス・ジュネーブ便り 現在スイスのISO本部に出向中の千葉祐介が、仕事や生活など“ジュネーブの今”をお届けする連載コラムです。

バックナンバーはこちら

第10回 やっぱりこの結論

前回から引き続き、筆者が感じた小さな文化の違いについての話である。

前回では「謝る」「お辞儀する」「歯の隙間から息を思いっきり吸う」ことについて触れた。こういった文化の違いを挙げればきりがないが、多文化環境で仕事をする上で重要なのは、「知ること」、「許容すること」であろう。

文化の違いを知り、かつ、その良し悪しで判断するのではなく、「違うもの」として許容して仕事を共にしていくのが最も平和的であろう。文化というのは、やはりその人に染みついたアイデンティティといえる。それを否定するのではなく、単なる「違う」ものとして許容していかなければ、文化の違いによるネガティブな影響が出てしまいかねない。筆者も文化の違いには多々出くわすが、そこはネガティブに指摘するのではなく、寛容さをもって接していきたいものである。

話が逸れるが、それにしても、こちらの職員は、本当になんでも遊び心をもつことを忘れない。このような研修でも、皆楽しそうに参加している。例えば、心理学に基づいたカードゲームをやったり、自分たちのCultural Difference を表現するビデオをとったりと、日本の社会人には少し抵抗感がありそうな課題に対しても皆真剣に、楽しく取り組んでいる。これも文化の違いと言えよう。

こういったことは仕事全般にいえる。どこかで聞いた話であるが、職場(職員)の「Happiness度」と業務成果(売上など)は相関しているという調査結果があるようだ。つまり、職員が楽しく仕事をしていると、自然と顧客満足にもつながるというものらしい。

読者の方々の職場では、いかがでしょうか。

筆者:千葉祐介
2014年11月から1年半の予定で、スイスのジュネーブにあるISO中央事務局に出向。
現在の役職(担当):
Technical Program Manager
趣味:テニス、旅行、温泉
特技:テニス、スキー

ページの先頭へ